物理学徒の備忘録

プログラミングやPC、物理に関することなどの備忘録を書いていきます。

KEKサマーチャレンジ2018-1

TL;DR

もう去年のことになりましたが、「第12回KEKサマーチャレンジ」に参加してきました。
実験系・理論系志望に関わらず、研究職に興味があるならばぜひ参加すべき。とてもいい経験ができます。
ネット上に情報が少ない気がしたので書いておきます。

KEKサマーチャレンジとは

「サマーチャレンジとは・・・基礎科学を担う若手を育てることを目的に大学3年生と高専専攻科学生を主な対象として行われ、今年で12回目を迎えます。 研究最前線で活躍する研究者による講義や施設見学のほか、豊富な実習プログラムが用意されています。 実習では、研究者から直接指導を受け「研究」の一連の流れを体験することができます。基礎科学の様々な研究や分野を身を持って知る機会となるだけでなく、科学を志す仲間との出会いや今後の進路を考えるきっかけとなる科学技術体験型スクールです。 今年は、2008年にノーベル物理学賞を受賞されたKEK特別栄誉教授・小林誠先生による特別講演も用意されています。」
KEKサマーチャレンジHPより

参加申し込み

5月ぐらい?に、ポスターが掲示されているのを見つけてWeb上で申し込み。選考のために作文を書かなければいけないので、ラジオを作ったことを書きました。ちなみに、申し込んだのは締切前日の5月20日でした。
僕が第一希望で申し込んだのは「演習課題03 先進加速器を体験しよう ~実験と電磁波シミュレーターで体験する先進加速器~」です。
測定器関係の演習はたまに目にしますが、加速側の演習はあまり目にしたことが無かったので、ちょっと体験してみたいと思ってこの課題を選択しました。

参加内定通知

参加申込みをしてから約3週間後の6月8日に参加内定通知がメールで届き、無事に第一希望の演習に内定しました。 内定通知メールが届くと、twitterフォロー大会が始まります。結構FFが増えます、マジで。

内定通知からサマーチャレンジ開催日までの間

参加が内定して嬉しかった反面、ちゃんと他の参加者に付いていく事ができるのかなどの不安もあって、悶々とした日々を送っていました。
旅費申請、参加承諾書等々の事務手続きを終えた後、7月中旬頃に講義テキストが届きました。加えて、演習班によっては先生お手製のテキストが送られてきたようです。
僕の班は追加のテキストなどは無かったので、講義テキストを予習しつつ自分で加速空洞などについて調べる日々を過ごしました。